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雫「ハァ、ハァ///岡崎 明希君カッコ良かったな~///・・・でも、何か寂しそうな目をしてたなぁ。うぅ~。」
教室を飛び出した私は生徒会室に戻る道の途中で膝に手をあて呼吸を整えている。
生徒会室に戻ると、
弘幸「お疲れ様。ん、顔が赤いようだけど大丈夫かい?」
会長自ら出迎えてくださる。
雫「だ、大丈夫です。」
弘幸「そうかい?あまり無理はしなくていいからね。できるようなら、そこの段ボールを野球部に届けてくれないかな?それが終わればもう終わりだから。」
雫「あ、はい。わかりました、行ってきます。」
言われた段ボールを持ち上げるとかなり重い。しかし、文句を言うことなくそれを持って部屋を出る。
靴を履き替え、グランドへと足を運ぶ。
雫「(岡崎 明希君いないかな。っていないよね。)」
周りを見るが見当たらず、溜め息をつく。
ドン!?
雫「きゃっ!?」
気がつくと、持っていた段ボールを落とし、尻餅をついている。
雫「すいません。」
?「いってなぁ~!」
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