二話・テスト勉学

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?「御待ちしておりました。隆二様、明希様をお預かりします。」 メイド服の女性は隆二君に頭を下げ、明希君を預かろうとするが、 隆「ありがとうございます、晴香さん。でも、大丈夫ですから。こちらの方は晴香さん。」 雫&葵『桜井 雫です。(森鞍 葵です。)よろしくお願いします。』 頭を下げる。 晴「明希様の従姉の晴香と申します、こちらこそよろしくお願いします。」 雫「(綺麗///)」 そう思ってしまうほど晴香さんはきれいな人だ。 晴「それではお乗り下さい。自宅まで送迎いたします。」 そう言うと、リムジンのドアを開ける。それに対し、何の躊躇いもなく入っていく隆二君と椿ちゃんに続いて中に入る。 『・・・・・・・・・・。』 車内は沈黙に包まれていた。 隆二君に聞こうと思っていたことを聞くか、聞かないかで悩んでいると、一人の少年が先に口を開く。 明「おい、今何処へ向かっている?」        
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