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明「ふぅ。どうにか間に合ったか。後はメインとデザートを作るだけか。もしもし、俺だ。ベリーでデザートを作るつもりなんだがケーキとパイどっちがいい?ああ、わかった。ありがとう。」
今回の主役にどちらがいいか尋ね、調理を再開する。
ようやく終え、キッチンを出て、部屋へと戻り、服を着替える。
明「手伝いを頼めば良かったな。流石に一人で全員分を作るのは疲れたな。」
今回のパーティーは十大企業の方々が今年一年の為に参加される大きなイベントで一年で数える程しかないものだ。俺には関係無いけどな。
ソファーに座り休んでいると携帯が鳴る。
明「はい。「早く此方に来い!」わかった、騒ぐな。今から行く。」
携帯を切り、ポケットに仕舞い、一度着替えに戻ってから会場のホールへと向かう。
中に入ると電気が降りており、隆二が何処にいるのかわからない。仕方なく壁に寄りかかっていると、すぐに
「岡崎様、黒石様が御待ちしております。こちらへ。」
と、執事が声をかけてくる。そいつに向かい、
明「誰かのせいで遅くなっちまったからな。」
と、皮肉を込めて言ってやる。
「すいませんでした。」
明「もういい。間に合って良かった。仕事頑張ってな。」
頭を下げている執事の背中を軽く叩き、隆二達の元へ行く。
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