一章

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~~~~~~~~~~~~~~ しばらく歩いていると、俺の家が見えてきた。 外見は何処にでもあるような一軒家だ。 周りからは幽霊が出るとか言われているが…… 「……じゃあ、もう着くから…」 「ああ……気をつけろよ?」 「……大丈夫だよ…すぐそこだし…」 俺から荷物を受け取ると、 「……じゃあ…咲さんによろしくね……」 そう言ってまた歩き出した………が、またふらふらしてるよ…… 「大丈夫かよ……本当」 さて、帰って来たが……… 「自転車は……ない」 いつもは車庫に置いてあったはずの自転車が無くなっている。 「よし、いないな…」 確認した後、俺は玄関に向かった。 ……さっきから誰を警戒してるかって? 今は置いといて貰いたい。 後で話すから…… そして鍵を開け、扉に手をかけたが、 「……っ!?」 一瞬何か寒気の様なものが過ぎった。 「……まさか、な…」 俺はため息をつきながら、扉を開けた。 その瞬間… 「皆都ぉぉぉォォォ!!!」 俺に向かって飛んでくる生命体を発見した。
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