第一章~絶望の始まり~

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血野神 大和「ハァ、やっと腕立て二百回終わった!」 俺はそのままグラウンドに仰向けになり大の字で寝っ転がる。 すると、聖那が俺達三人の元に駆け寄ってきた。 池内 聖那「はい!ハチミツレモン!!三人ともこれ食べて元気出して!!」 聖那はそう言うと俺達に自家製のハチミツレモンを一人一切れずつくれた。 俺達三人は聖那のくれたハチミツレモンを一切れずつ食べた。 血野神 大和「うめえ!!やっぱこれ食べると元気出るな!!」 俺はにこやかに笑いながら言った。 林山 雷覇「よし!元気になってきた事だし一気に腹筋終わらしちまおうぜ!!」 清水 凍也「そうだな!!とっとと終わらそうぜ!!」 凍也がそう言うと俺達は腹筋二百回を始めたその時、ダムの周りを走り込みに行ってた他の部員達が帰ってきた。 「何だよ!大和に雷覇お前等また遅刻して罰受けてんのか?」 「ハハッ!ダッセー!!遅刻するからこうなるんだよ!」 二人は笑いながら言う。 『俺達に話しかけて来たこの二人は同じクラスの仲間のエマール・ミッシェル・隼斗と手島 耕樹(てじま こうき)だ。この二人とは正直、俺達とはあまり仲良くはないが、俺はどちらかと言うと嫌いではない!何故なら、ちょっと度が過ぎる発言は二人共たまにあるが二人共、悪気は無いため正直憎めない奴等だ!それに、こいつらは間違った事をした奴等はとことん許さないから尚更だ!』
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