第一章~絶望の始まり~

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オレが舎監室に入ろうとした時、凍也と雷覇が点呼を終え舎監室から出てきた。 血野神 大和「おっ!凍也に雷覇おはよう!昨日、良く寝れた?オレなんかあまり良く寝れなかったぜ!」 オレは眠気眼を擦りながら二人に話しかける。 雷覇&凍也「おはよう大和!」 二人はオレに対して爽やかに挨拶をしてくれると雷覇がオレの肩に手を回して来た。 林山 雷覇「なんだ大和!朝っぱらから良く寝れなかったってもしかして聖那とこれから行く修学旅行であんな事やこんな事をする想像をしてたからあまり寝れなかったとか言うんじゃないよな?」 雷覇は笑いながらオレを遊び半分でからかって来た。 オレは顔を赤くし雷覇のみぞおちに軽く肘ウチした。 林山 雷覇「くっ!いってえ!!ったく冗談だってのに!」 血野神 大和「そ、そんな事、微塵も考えてねえよ!!ただ、イヤな夢見てさ・・・。」 オレが夢の内容を言いかけたその時。 凍也がオレの後ろを指さしながら言った。 清水 凍也「大和、後ろ後ろ!!」 血野神 大和「えっ?」 オレが後ろを振り向くと後ろにはら鬼のように怒った石山先生がオレの背後でオレを睨みつけながら立っていると石山先生は拳を高くあげると思い切りオレの頭を殴った。
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