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血野神 大和『な、何者だよ!テメー!!何で俺の事をそんなに知ってやがる!!』
俺は長髪の男を睨み付けながらとっさに構えた。
すると謎の長髪の男を笑みを浮かべた。
謎の長髪の男『何で、君の事を知ってるかって?それはずっと君を見て来たから当たり前じゃないか!!』
血野神 大和『ど、どうゆう事だテメー!?』
俺は声を震わしながら言った。
謎の長髪の男『私の名は青龍。大和、私は君の心の中から一部始終見て来た!君が生まれた時から今までずっとね!』
血野神 大和『な、何だと!俺が生まれてからずっと見て来ただと?じゃあテメーは一体、何者なんだよ!?青龍!!』
俺は青龍を指差すと動揺しながら問いただした。
すると、青龍は静かに語り始めた。
青龍『私は君の遠い祖先さ!私も君と同じ特別な力を持っていた。だが、心半ば、私は守るべき者を守れずに死んだ。これから、君は君の意思とは関係なくとても大きな闘いに身を投じる事になるだろう!もしそこで君が大切な者を守れずに死んだ場合、私のようになるのさ!』
血野神 大和『何だよ!特別な力って!俺はそんなもん持ってねえ!!だいたいテメーが俺の遠いご先祖様だなんて信じられるわけがないだろう!!』
すると、青龍はどこからともなく刀を作り出した。
青龍『まだ、自分の力に気付いていないようだな!仕方ない、なら教えてあげよう君の力を!』
青龍はそう言うと刀で俺の右肩を切りつけた。
その瞬間、俺の右肩から大量の血が吹き出した。
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