プロローグ

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女は通信機のボタンを押すと通信機の画面に何者かの顔が写し出されるが顔ははっきりと映っていない。 ???「刹那、そして怜奈よあれは完成したのか?」 通信機のモニターに写し出されてる謎の男は怜奈と呼ばれる女と刹那に問いかける。 怜奈「いえ、例の物はもう少し時間がかかるとの事です!ですが、それも時間の問題かと!ですが、試作型兵器R-2T5Sと今回のデスゲーム用の例の薬は出来たようです!!」 怜奈と呼ばれる女は丁寧な口調で答える。 ???「そうか・・・。では、刹那に伝えておけ!!次のデスゲームまでには例の物を必ず完成させるようにとな!!次のデスゲームでテストとして使いたいからな!!」 怜奈「かしこまりました!その様に伝えておきます!!」 ???「うむ!では、楽しみにしているぞ!!」 通信機のモニターに写っていた男はそう言うと通信を切った。 怜奈は通信機をズボンの後ろポケットに入れる。 怜奈「だってさ刹那!であんた完成出来るの次のデスゲームまでに?」 刹那「フンッ!!愚問だな!私を誰だと思っている!!天才科学者刹那様だぞ!!完成させてみせるさ!!」 刹那は自信満々に言う。 怜奈はそれを聞きクスクスと笑う。 怜奈「フフフッ!そうだったわね!じゃ、期待してるわ刹那!!あたしもそろそろ自分の仕事に戻らなきゃ!それじゃあデスゲーム当日にまた会いましょう!!」 怜奈はそう言うと刹那の研究室から出ていった。 刹那「フンッ!やっとウザい女が居なくなったか!例の物はもちろんあの方の為にも完成させるが、あの実験体の三体も早急に仕上げるか。」 刹那はそう言うと再び研究に取りかかった。
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