抜ければそこは三国

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一徹はしばらく曹操から貰った刀を眺めて考えていた。 「ホントに三国時代・・・?」 曹操は想像していたより背も低かったし優男だった。 ただのドッキリ・・・・・・気付くと朝、一徹はいろいろ考えているうちに寝ていたようだ。 自室から出ると部屋の前には二人の簡単な鎧を着た男が立っていた、どうやら曹操の従兄弟達のいる場所までの道案内ということだ。 道のりはさほど遠くはないが馬車で送迎してくれるらしい。 「昨日とは多違いだな」一徹は一言呟いて馬車に乗り込んだ。 馬車に揺られ10分程度で小さな屋敷に着いた、門の前には修羅の様な顔をした男と大柄な男が出迎えていた。降りると修羅顔の男は自己紹介を始めた。 「俺の名は夏候惇 字は元譲だ」 続いて大柄な男が進み出て 「俺は夏候淵 字は妙才よろしく😃」 「お前が新しく軍に加わる男だな、まだガキじゃねぇか」 その一言にイラッと来たのか一徹は無視をしていた。 「まぁまぁ🎵仲良くしようぜ!孟徳もそろそろ来る頃だろうしさ!まぁ中入れよ😃」 夏候淵と言う男は仲裁役なんだろうなっと一徹は思った。
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