鬼神・呂布

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森を少し進むと少し開けた場所に出た。 「ここはいいなぁ」と一徹は思い寝そべり夜空を見つめた。 夜空を見つめてるとふと元の世界の事を思い出した・・・「俺は元の世界には帰れないのかな・・・」ぼそっと呟き終わるか終わらないかのうちに森の奥で人の叫ぶ声が聞こえた。 一徹は敵兵だと思いとっさに身をひるがえして曹操から貰った刀を構えた。 すると奇声と共に森の奥から五人の槍を構えた兵士が飛び出てきた! 一徹は剣道と同じ要領で刀を振るって良いのか一瞬考えたが次の瞬間考えてる暇も無いことがわかった。 一徹は刀を敵に向かっ全身全霊を込めて叩きつけた・・・その瞬間五人の兵はきりもみしながら吹っ飛んでいった。 一徹は一瞬自分の目を疑ったが頭に「無双の力」がよぎった。 「これが無双の力・・・?」 一徹は、はっと我にかえり惇達はどうしただろうと無償に心配になり全速力で惇の隊へ駆け戻った。
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