鬼神・呂布

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隊に駆け戻った一徹が見たものは火計にあい燃え盛る夏候惇隊の姿であった・・・一徹は生存者を探そうと周りをうろちょろしたところ数人の兵と惇の姿を発見した。 一徹は一振りで兵を吹っ飛ばし惇達に本陣に戻るように諭した。 惇は本陣への帰り道の途中何度もしつこく「お前は一体何者だ?」を繰り返していたが一徹は「話はあとで・・・」と話をそらしてしまった。 本陣に帰りつくと曹操に火計にはめられた事を告げ隊を再編成し、惇はそそくさとまた出陣してしまった。 一徹はと言うと曹操に呼びとめられ本陣で事の成り行きを説明していた。 「一振りで数人の敵兵を薙ぎ倒したらしいではないか一徹」と曹操が称賛すると大した事ないさと答えまた出陣しようと準備をしていた。 「今から敵本陣の扉を突き破りに行く!他の隊も集めて総力戦と行くらしい・・・お前もわしの隊の一員としてこい」 と言われ一徹は喜び勇み曹操の後ろに引っ付き駆けていった。 曹操隊に引っ付き移動する事数時間、曹操は立ち止まりここで他の隊と合流するため休息を始めた。 一徹も適当な場所に座り休息を取り始めた
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