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「森?」
一徹は何も分からないまま、また独り言を呟きながら歩き出した。「無双の力とか言ってたな・・・なんだろそれは?てかここどこ?歩けば町に着くかな?」
疑問だらけの独り言を呟きながら山を下ると人一人居ない村に一徹は辿り着いた。
「誰も居ないのか・・・」
一人トボトボ歩きながら回りを見渡していると半壊した建物の角で何かが動いていた。
「人!?」
喜び勇んで駆け寄ると一人の男がうずくまっていた。
「どうかしたんすか?てかここどこ?」
心配と疑問をなげつけるとうずくまっていた男がいきなり立ち上がり首にガッと掴みかかって来た
「うっ!!」
何が何だか分からない一徹はそのまま壁に押し付けられてしまった。
押さえつけられたと同時に物陰から男の仲間と思われる男が数人現れる。
どうやら盗賊というものに一徹は遭遇してしまったようだ
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