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「いつからそこに!?」
「ついさっきだ……さぁ帰るぞ」
どこか不機嫌な斎藤と何かスッキリした沖田が手を差し伸べるが…
「……帰らない」
それを断る愛美
しかし斎藤は眉を寄せて鋭い瞳で愛美をみれば腕を掴み
「お前の意見など聞いてない……帰ると言ったら帰るのだ
私欲は許さない」
「イタ……五月蝿い!!
帰らないったら帰らな……い!?」
愛美の首に素早く手刀すれば愛美は直ぐ気を失い体を斎藤に預けて姫様抱っこをして
「はじめ君にしては、乱暴だね?」
「……俺は指令を遂行したまでだ……」
「それだけじゃないよね?」
「……何が言いたい」
それぞれに月明かりが当たっているがどこか張りつめているような感覚
例えていうと試験の面接の時のドアを開けた瞬間に「ピリッ」とした空気と同じ感覚と思うとわかりやすいだろう
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