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「そのせいでな、『鬼の副長』とか呼ばれちまって新選組内じゃぁ俺は恐ろしい存在になっちまったな」
苦笑すれば愛美をジッと見つめて
「な、なによ?」
急に見つめられたら口は滑って鼻が笑って顔から火が出てヘソで茶を沸かすよ?
通訳するとドキドキしているととらえていいだろう
「しかしお前は違う。愛美は俺を知っているのに怖がりもしない…というより近寄ってくれる
それに愛美のおかげで色んな感情が出るようになった…それで新選組と同じ位…愛美お前も俺の中でデカい存在になっちまった」
遠回しに告白をしている土方だが勿論愛美は気が付かない
「結局何が言いたいのですか?」
「…愛美お前が俺…いや、俺達の前からいなくなったら調子が狂う…」
「そうじゃなくて……」
「悪かったな…」
珍しく土方が愛美の前で頭を下げれば愛美は驚き後ろに下がれば壁に思いっきり頭の後頭部にぶつけ痛がる愛美
「イタタ……」
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