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そして愛美は静かになった土方の部屋に戻ってくれば
「土方……」
「どうしたぁ?てめぇらしくないしおれたような顔をして」
この時代には鏡はない
ましてや男所帯で鏡を持ち歩く男はオカマかナルシストだけだろう
「そんな顔してるんだ…」
「なんだ?何かあったのか…」
「ちょっとね……」
「話してみろ」
いつもの愛美の顔ではない土方は何やら事件の臭いがすれば真剣に愛美を見れば
愛美は自分の袖をギュッと握ると口を開いて
「告白された……」
「!!!………そうか」
土方は誰とは聞かないが大体いう奴はあれしかいないだろうと思えば先を越されたと内心ちょっと悔しい土方
「でも、2人とも冗談だったんだって……」
「2人!?」
『誰だ……1人は沖田で間違いないだろうが…もう1人は誰だ?原田か?藤堂か?もしかして源さんか!?』
土方の頭の中はグルグルであった
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