時を越え京へ

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…んー…寒い…毛布… 寒い… 寒いってば 寒い寒い寒い寒い寒い 「寒いってばぁぁあー!!」 少し黄金色の寒空に、少年の声が響いた。 「…………って、あれ?ここ何処?…天国じゃ…ないよね…」 少年は起き上がり辺りを見渡すが、そこには自分の自転車と鞄。その他は土と木々。 どう考えても自分の思い描いていた天国とは程遠い。…しかも、よく見ると自分が先程まで居た神社に見える。
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