時を越え京へ

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  「ふざけんなオマエ等ぁぁぁぁああ!!」 それは、飛び出してきた謎の少年により阻止された。 いや、阻止されたと言うより青年が刀を抜く意味が無くなった。と、言った方が正しいだろう。 なんせ、刀を抜いた三人の男達は少年の飛び蹴りをくらい、ドミノ倒しのように倒れて気を失っていたのだから。 「一人に三人で襲いかかるなんて!!しかも何で刀なんか持ってんの!?警察に捕まるよ!!?」 行き成り飛び出してきて男たちを倒し、気を失っているにも関わらず説教をする少年に、青年は思わず呆気に取られてしまった。 「全く、天国も物騒だなぁー」 (それより天国に警察っているのか…?) …少年は天国と決めて疑わないことにしたらしい。
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