妖・影闇(カゲヤミ)

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家に着き、夏目はバタリと布団に倒れ込む。 ナ「疲れた…」 ニャ「軟弱な…これしきのことで疲れるとは。」 サ「全く…。それじゃあ影闇何があったか話してくれる??」 沙羅の言葉を聞くと夏目は起き上がった。 カ「はい…。」 影闇はそういい頷くとゆっくりと話し始めた。 本来、私…影闇は 人の厄を払い人を闇から護る者…。 私はいつも 人に災いが降り懸からないか見るため色々な所を回っていた。 そんなある日のことだった… カ「今日は天気がいい…。少し休憩をしよう。」 影闇は木に登り、景色を眺めていた。 すると後から声がした。 ??「そんな所で何をしているの??」 透き通るようなその声に思わず振り返る。
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