*.･.夏色の恋.･.*

妖怪

ﾆｬ｢だが…その妖はそこら辺にいる妖ではないな｡かなり妖力が強い…おそらく九尾だな｡｣

ﾅ｢九尾…って九尾の狐のことか??｣

ﾆｬ｢そうだな｡｣

夏目はﾆｬﾝｺ先生の話を聞くなりｷﾂﾈを抱え歩き出した｡

ﾆｬ｢夏目!そのｷﾂﾈをどうする気だ!?｣

ﾅ｢連れて帰る｡ひどいｹｶﾞしてるし手当てしてあげなきゃ｡｣

ｷﾂﾈの体には所々に傷があり血が滲み出ている｡

ﾆｬ｢また妖と関わる気か!?｣

夏目はﾆｬﾝｺ先生の言葉を気にすることなく歩き続ける｡

ﾆｬ｢こら夏目!!私を無視するな-ｯ!!｣

そんなことを言いながらﾆｬﾝｺ先生は夏目を追いかけるのだった…