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―ある日の夜―
サ「うっ…う…」
背中を押さえながら苦しそうに唸る沙羅が居た。
ハ「痛むのか…??沙羅…」
心配そうに見つめる白。
サ「あぁ…いッ…!」
ナ「んんっ…??なんだ…??」
沙羅の声に気付いたのかむくっと起き上がる夏目。
サ「(やばい…ッ)」
隠れようと思い
立ち上がったがあまりの激痛に倒れる沙羅。
ナ「沙羅…ッ!?どうしたんだッ!?」
ニャ「むむっ!?なんだっ!?」
続いて起きるニャンコ先生。
うずくまる沙羅に近付く2人。
ナ「沙羅大丈夫かッ!?」
ニャ「むむっこの匂いは…」
夏目が沙羅に触れる。
ナ「すごい汗だ…」
ニャ「夏目、沙羅の背中から匂うぞ。」
ナ「匂う…??」
サ「斑…うるさいっ」
沙羅は背中を押さえながらニャンコ先生を睨む。
ハ「沙羅…」
白は沙羅に聞こえないように「背中を見てみろ」と夏目達に呟いた。
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