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─ガラカラ...
ナ「ただいま-…」
サ「お邪魔します…」
ト「おかえり。貴志くん。ひどい雨だったでしょ??」
塔子はタオルを何枚か持ちながら走ってくる。
ト「あら??貴志くんそちらの女の子は??」
ニコニコしながらタオルを渡す塔子。
サ「ありがとうございます。」
ナ「ありがとうございます。実はこの間のキツネの飼い主らしいんです。」
ト「まぁ!!良かったわね、飼い主さんが見つかって!でもその前に…えっと」
塔子は名前が分からないらしく、沙羅を見つめる。
サ「あっ・・沙羅です」
ト「沙羅ちゃんね!風邪引いちゃうから先にお風呂入りなさい!」
サ「え…でも..迷惑じゃ…」
ト「なに言ってるの!ほらほら!」
塔子は沙羅の靴を脱がし、お風呂場までいそいそと連れていった。
ニャ「夏目、私らは2階で待とう。」
ナ「あぁ…」
会話を終えると夏目とニャンコ先生は2階へと上がって行った…
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