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羅刹達はとりあえず、隣町に宿を取る事にした
ラミア「・・・私、お金持ってない・・・」
羅刹「金は貸してやる、とりあえずシャワーしてこい」
ラミア「・・・」
羅刹「とっとと汚れを落として飯にいくぞ」
ラミア「・・・着替え・・無いんだけど・・・・」
羅刹「・・・俺ので我慢しろ・・」
ラミアはコクリと頷き、羅刹から服を受け取りシャワールームに向かう
・・・・
・・・なんで私、シャワーなんてしてるんだろ・・・
今日死ぬはずだったのに・・・・
ラミアは壁に寄りかかり涙を流す・・・
シャワーの水か涙かわかりにくいが
ラミア「お母さん・・・・」
・・・・・
『ガチャッ』
ラミアがシャワールームから出てくる
羅刹「ほう~・・・そんな面(つら)してたのか・・・」
ラミア「・・・なに?」
羅刹「いや、さっきまで汚れてて、どんな顔かわからなかったからな・・・」
ラミア「・・・」
羅刹「なに睨んでやがるんだ?」
ラミア「男は嫌い・・・」
羅刹「なんだ?襲われでもしたか?」
そういって羅刹は笑う
ラミア「全部返り討ちにしてやった・・・。けど・・・近づくだけで悪寒が走る・・」
羅刹「くくく、返り討ちか・・・」
ラミア「さっきから何がおかしいのよ・・・東洋人」
羅刹「いや、いろいろとな・・・、羅刹だ」
ラミア「?」
羅刹「俺の名前だ、お前は?」
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