第二章【ラミア】

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ラミア「・・・」 羅刹「だんまりか?」 ラミア「ラミア・・・ラミア・ファブレガス」 羅刹「ラミアか、いい女だな」 ラミア「なっ!?////い、いきなり何を・・・」 羅刹「あん?俺がそう思ったから言っただけだ、文句あるのか?」 ラミア「なんでキレてんのよ・・・」 羅刹「俺の勝手だ」 ラミア(俺様ヤロウ・・・・) 羅刹「それよりとっとと飯屋に行くぞ、で再戦だ!!」 ラミア「・・・貴方の勝ちでいいわ・・・面倒になった・・・」 羅刹「な!?」 ラミア「・・・貴方の言うとおり、私が強ければお母さんは死ななかったというのは本当だし・・・」 羅刹「テメェ・・・」 ラミア「結果的に貴方に助けられたのは事実だし・・・、その恩は返すわ」 羅刹「どうやって?」 ラミア「好きなように命令すれば?闘いたいなら闘うけど・・・」 羅刹「つまらねぇな、本気のテメェと殺り合いてぇんだ」 ラミア「今の私には無理よ、ずっと幽閉されてて身体が鈍ってるから・・・」 羅刹「・・・なら俺について来い、俺の周りは戦いだらけだ、そこでじっくり力を取り戻せ!」 ラミア「・・・」 『ガシッ!!ゴリゴリゴリ!!』 ラミア「ちょっ!?痛い!!痛いって!!!」 羅刹がラミアの頭をつかみ両手でグリグリする 羅刹「何かしゃべりやがれ!!」 ラミア「ちょっ!!痛いって!!離せ!!」 ラミアが羅刹の手から抜け出す
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