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住人たちはその光景に恐怖する
看守たちが5人がかりて鉄棒を使いラミアを抑えこむ
ラミア「離せ!!殺してやる!!」
殺意をむき出しにする
「手間取らせやがって!!」
ラミア「なんで……お母さんまで……」
そう言ってラミアは涙を流す
「言ったはずだ……貴様を産んだからだ……」
ラミア「私のせい……お母さん……」
ラミアは泣き崩れる
羅刹「弱いからだろ?」
「なんだ貴様は?」
ラミアと看守たちは羅刹を見る
羅刹「お前の母親は弱いから死んだ、それだけだろ?」
ラミア「ちがう!!私なんかを産んだから……」
羅刹「アホか……ならお前が弱かったからだな」
ラミアは羅刹を睨みつける
羅刹「お前も弱いから死ぬのか?無駄死にした母親みたいに」
ラミア「!?貴様!!」
羅刹「はっ、睨むだけしか出来ねぇやつが人を助けられるわけねぇわな」
ラミア「…」
羅刹「そいつ……死んで良かったんじゃねえか?」
ラミア「貴様!!!」
そう言ってラミアは抑えつけている看守たちを突き飛ばし、羅刹に殴りかかる
羅刹は不敵に笑う
殴りかかってくるラミアの攻撃をかわしラミアの顔面を殴りつける
ラミア「く!?」
ラミアが吹っ飛ぶ
羅刹「なんだぁ!?この程度か?」
ラミア「ハァ……ハァ……」
「貴様!!一体なんの真似だ!!」
ガッ!!
ラミアが看守の顔を握る
ラミア「邪魔……」
そう言ってラミアは看守の頭を握り潰す
羅刹は近寄ってくる看守2人を殴り飛ばす
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