時空の姫

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言われた通りに姉さん達に手を差し出した。すると弱々しく私の手を握ったと思ったらいきなり魔力が流れ込んできた。 「姉さん!?」 「私の魔力はあなたにあげると前から決めていましたからこうして流しています・・・・・・・・・」 「私も同じことを思ってたのさ・・・・・・・・・。それとエミルだけには知っていてもらいたい・・・・・・・・・」 私はルーシー姉さんが結界を張るように合図してきているのを察してみんなに聞かれないように結界を張った。 基本的には気づかれないものなのに結界を張ったことにミッシェル姉さんの娘だけは気づいていた。 大人よりも魔力を感知することに優れているのかもしれないって思ったけど今は姉さん達の話を聞くことが大事だ。 「エミル聞いてください・・・・・・・・・。生愛の能力はあの子に受け継がれています・・・・・・・・・。たぶんこれからは代々私の子孫で長女に受け継がれると思います・・・・・・・・・。生愛の能力はそうすることしかできませんでした・・・・・・・・・」 「混沌の能力は適合者が現れるまでは封印されるようにした・・・・・・・・・。だから光属性と闇属性を生まれつき持っている人がいたら気にしてほしい・・・・・・・・・」
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