時空の姫

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「この状況で祐希奈にラーティミアさんに確かめてもらうのか?無理に近いだろ」 「オレが絶対に護るって言っても無理か?」 「マンモンの動きを見てわかるだろ。一撃でも当たったらこっちは致命傷だ。だから当たらないように避けたりするしかないんだよ。祐希奈を護りながらだったら今度は確実に死ぬぞ」 「それは嫌だな。祐希奈とローラには悲しませたくはないからさ」 「何か思いついたらすぐに念話でもしろ」 マンモンがこちらに来てしまったのでオレは光と離れる。マンモンのことだからオレに向かってくると思っていたがまさにその通りになった。 後ろには誰もいないことを確認したらギリギリまで引き付けてから転移してマンモンの攻撃を避ける。 マンモンはオレではなく壁を殴ったので壁は崩れていき、巻き込まれていくのを確認した。 マンモンが出てくるまでに作戦を考えないといけないと思っていると祐希奈が銀髪になってこちらにやってきた。 銀髪になっていることからラーティミアさんから何かアドバイスがもらえるかもしれない。
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