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「光お願い」
「わかってるよ。祐希奈のお願いならどんなことよりも優先させるさ。そしてこれがマンモンを確実に捕まえる」
光が手を前に出すとマンモンの動きが止まった。マンモンは何をされたのかはわかってないみたいだがこちらから何が起きたのかは見てわかる。
光はマンモンを煙の状態ごと凍らせて動けなくした。そのスピードはまさに一瞬のことだった。
「こんなものすぐに壊してやる」
「だったらオレと我慢比べだな。お前が抜け出すのが先かそれともオレがこのまま維持できるか。魔力が無くなった方が負けるがオレの仲間は待っていてくれないみたいだ」
光はオレの方を見て合図してきた。もう終わらせろってことか。だったらお望み通りに終わらせてやるよ。
「蓮君にタイミングは任せるわ。一撃で仕留めるために外すのは許されないわ」
「責任重大ですね」
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