ミエナクナ~ル

19/48
前へ
/48ページ
次へ
  「それじゃあサンプル使ってみます」 「そうかぃ」 オレは軽く頷いて小瓶のフタを開け、手のひらの上で傾けた。 錠剤を見た瞬間、薬を飲むための水が必要ない事を悟った。 手のひらに転がった錠剤はロケットに似た形状をしていた。 いわゆる座薬ってやつだった。  
/48ページ

最初のコメントを投稿しよう!

43人が本棚に入れています
本棚に追加