ミエナクナ~ル

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  「信じらんねぇ…」 オレは見えなくなった両手を凝視しながら呟いた。 鏡を見ると空中に浮いた眼鏡とチェックの上着。 そして上着の下から空間を開け、膝まで下がったままのズボンだけが写っていた。 オレはすぐさま眼鏡を外し服を脱ぎ、鏡の下に用意してあったカゴに入れ、再び眼鏡をかけた。 そして鏡の前に仁王立ちになった。  
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