ミエナクナ~ル

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  「…お兄(にい)さ、なにかお気に召すものはあるかぃ?」 どのくらい衣装を眺めてたんだろう。 婆さんのその声でハッと我に返った。 「あっ!あの、そう!新作ってどれですか!?」 恥ずかしさと焦りで、頭に浮かんだ言葉で場の空気を濁した。  
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