ハデス

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ギリシャ神話・ギリシャ神話の神々ハデス フランソワ・ペリエ<Orpheus Before Pluto and Prosperina>1559-60ラテン語名: ディス 特技・属性: 神・冥府の王。姿を消す事が出来る”隠れ兜”を持つ。 (上の絵画Orpheus Before Pluto and Prosperinaは右からペルセポネ、ハデス、オルペウス。) クロノスの子であるハデスは、世界の三分の一を支配する”冥府”の王の王である。神々達の間でのハデスの地位は高いが、地上の者ではないので、オリンポス12神には数えない。 ペルセポネを誘拐し、后にした事で有名だが、そのおかげで古代ギリシャではハデスを、生産の神(ギリシャ人独特の逆説的発想)として祀る事もあったという。 また、ハデスの眷属には、”カロン”や”ケルベロス”などがいる。 ギリシャ文学では彼の名を”ハデス”と多く呼ぶが、現在では彼のもう一つの名で、冥王星の呼び名でもある”プルトー”のほうが一般になっているようだ。 まったく関係の無い話だが、惑星を指す”プラネット”はギリシャ語で、”さまようもの”の意がある。image=321225805.jpg
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