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幼稚園までは普通に遊び
仲のいい友達だと思っていた皆が
ある日突然私を避けはじめた
触れただけで
「腐る」「触るな」
何もしていないのに笑われる
こんなことは日常茶飯事だった
週末
シューズを持ち帰る日
シューズを入れた袋で頭を殴られたことも何度もある
下校中
待ち伏せされ
私が通り過ぎるのを待って
後ろからおもいっきり殴られた
幼い私は
そのことが信じられたくて泣きながら下校した
あの頃は
毎日泣きながら下校していたきがする
泣いて泣いて
それでも家族には知られたくなくて
家に入る前に必死に泣き止んでいた
でも
ある日どうしても泣き止めなくて
おばあちゃんに泣き縋った
少し離れたところで
お母さんが学校に電話をかけているのが聞こえたけど
それでも泣き止むことが出来なかった
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