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『やっばぁ~遅刻遅刻
先生まだ来てないよね??』
彼女は
いそいそと、自分の席に着席した。
僕は
その愛くるしい姿を
頬杖をつきながら微笑んで見る。
嬉しい事に
彼女の席は僕の隣だ
……あっ。
姫と目が合―…
『紗耶香(サヤカ)おはよー。先生まだ来てないから大丈夫だよ(笑)』
姫は
仲のいい女に声をかけられ、顔を背けた。
…チッ
もうすぐで目が合う所だったのに。
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