Prologue

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…廃坑した世界、要塞を見下ろす崖に足を掛け青年はぽつりと呟く 「…何年振りかに来てみれば、ここまで荒んでるとはな」 深く溜息をつき、崖を飛び降り 「降魔戦争の時に、先行部隊だった俺が、今度は人間のお守りかよ(笑)」 地に足をつけ、要塞へと歩き出した 「さて、あいつは先に着いてるだろうか」 愚痴りつつも、目的地の方へ向かっていた。
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