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見えない力によってナイフは弾き飛ばされた。
「なっ……ぐはぁ!!」
男はナイフを弾き飛ばされた事に驚き動きが止まり見えない力に吹き飛ばされた。
ジャッジメントの腕章を着けた男二人が驚愕した顔で少年を見ていた。
「な、なんだよこいつ、こんなの聞いてねぇぞ」
「てめぇ……無能力(レベル0)のはずじゃ……」
「はっ、そんなこともわかんねぇのか。所詮三下の悪党だな」
さっきの怯えた少年と同じとは思えない少し大人びた声で言い捨てた。
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