―風紀委員(ジャッジメント)―

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「なんだと!このクソガキ!!」 男は手を顔の前に掲げると手から炎を出した。 「発火能力(パイロキネシス)か、はっ、戦う前から手の内見せるバカがいるなんて。そういうのは隠しておくもんだろ」 少年が呆れたように言うと。 「舐めてんじゃねぇぞ!!てめぇ!!」 発火能力者(パイロキネシスト)が腕を振るうと炎が少年の方に向かって行く。 少年はポケットから特殊警棒を手にとり伸ばし炎に向かって投げた。 すると、投げた特殊警棒に触れた炎が真っ二つに割れ、特殊警棒が延長線上にいる発火能力者の顔面に当たった。
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