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「ぐへらぁ!」
男は奇声をあげて倒れた。
「さて、後はお前だけだな」
「ひっ! う、うわあぁぁぁ!!」
男は悲鳴をあげて逃げようとしたが。
「逃がさねぇよ」
少年はそう呟くと、男は倒れた。否、倒れたのではない、上から強い力に押し潰されたのだ。
「さてと」
少年はズボンのポケットから小型無線機を取りだすと、スイッチを押し、もういいぞというと周辺に待機させていた仲間が男達を拘束していった。
「お、お前何もんだ……」
逃亡をはかった男が少年を見上げた。
「俺は、如月 夜人」
少年、夜人は拘束されてる男の腕章をとり、自分の腕につけた。
「ジャッジメントだ」
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