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坂野と純八は映像祭に着ていた。
「純八、俺そういうのあんまり興味ないんだけど」
と、俺は映像祭に対して興味ない意思をはっきりと伝えたのだが、純八は
「いやいや、面白いからおいでよ。絶対面白いって。生き方変わるから」
と、ひたすらごり押しで、俺をこの映像祭が行われる田舎町まで連れてきた。
交通費にしても移動時間にしても、相当な金と時間をとられている。
「見て見て、坂野!!あれが会場だよ!!」
と、純八が頬を赤くしながら嬉しそうに言う。
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