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少年は携帯をチェックする。
「今から母校訪問!!出掛ける!!」
それをみると、少年は歩道から学校に入る。
少年は初めて入る学校の、初めて見る様子をまじまじと見つめる。
既に季節は冬真っ只中であり、至る所に雪が降り積もっていた。
校門から入り、校舎の脇を通り、グラウンドに出る。
グラウンドは一面真っ白。
理由は分からないが、学校には全く人気がなく、辺りを見回しても誰も見あたらなかった。
少年はまた携帯をチェックする。
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