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廊下の冷たい床に正座し今までの事態をまとめてみる。
朝起きた→学校に着いた→授業→選択肢→ギャルゲー
………………。
考えても意味がなかった………。
「いや…しかし待てよ……この事態は俺にとってかなり好都合なんじゃ……？」
「ねぇ……アンタ」
んあ！？
いつの間にか俺の隣に女の子が座っていた、まったく気づかなかったYO！
「……さっきからなにをぶつぶつと言ってるの？気でも狂ったの？」
俺の驚きの表情もお構いなしに話しかけてくる。
「えっと………どなたでしたっけ………？」
俺が至極素朴な質問をすると、
「私を誰だと思ってるの？」
…………いやっ！
知らないからお聞きになられたのでございますですのよ。
「はあ………あんたクラスメイトの顔くらい覚えときなさいよ………」
女の子は飽きれ顔だが………こんな子クラスにいたか！？俺は性格上クラスの女子のプロフィールは軽く把握しているハズ…………。
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