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サッサ…………。
「おい貴様!僕を無視するな!」
サッサ……
「ベッドの下(ボソッ」
「光じゃねえか、どうしたもうとっくに放課後だぞ?」
チッ………コイツに俺のトップシークレットを知られたせいで時折揺さぶりをかけてくるのがしゃくだな……。
「ああ………紫苑と一緒に帰ろうと思ってな……………………っていかにも今気づきましたみたいな反応するな!」
「はいはい……………でなんでニート最優秀候補生である光がここに?」
「ああ………紫苑と一緒帰ろう…………ってなんで何度も言わせるんだ!」
ああ………そろそろ飽きてきたわ。
俺は何気なく廊下を見渡すと少し大きめの掃除用具入れが目についた。
……………………
「光………紫苑ならこっちだ。」
「む?どっちだ?」
光を無視して俺はおもいっきり駆け出す。
「早くしろ!…………取り返しがつかないことになる!」
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