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「頭を机に強かに打ちつけてもダメとは……」
今現在俺の頭は大絶賛混乱中だが、世界は悠長に待ってはくれなかった…。
ピッ
と電子音がなり上の選択肢が光っていた、
「なるほど、某ギャルゲーのように時間制限があるわけか………。」
俺が理解を深めていると、
教師「ここ解けるか?磯野。」
教師が俺に向かって話しかけていた。
「アレ?今先生止まってましたよね?」
教師「は?なにを血迷ったことを言っている、ごまかしても無駄だ、………解けるのか?解けないのか………?」
教師は少し機嫌悪そうに俺に尋ねた。
「13です」
俺はあてずっぽうで言ってみた。
教師「ほう……、疑ってすまなかった、俺はお前がずっと寝ていたものとばかり………」
「はははっ!冗談はやめてくださいよ、僕みたいな優等生がそんな……」
教師「磯野、廊下で正座してこい。」
「………………はい」
まったくこのゴリラには冗談が通じないな……。
俺は教室をでた。
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