裏切り者

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皆は、喜び始める {鬼姫様万歳…} 私は一人みんなをボーッと眺める そんな私に近寄ってくる早紀 {朱里ちゃん?また鬼姫様を裏切るの?} そして皆からのブーイング {やっぱり裏切り者だったんだ} {裏切り者はシネ} {鬼姫様がせっかく許してくれたのに} 私は仕方なく手を挙げ 「おっ…鬼姫様万歳!!!」 と言った 「嘘つくなんて朱里ちゃんは悪い子だね」 早紀は小さく誰にも聞こえないように呟いた
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