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「死にたい?」
「ごめんなさい、調子こみました。」
惚れてはいないとは、思う。
実際、私は恋などというものをしたことがないから分からないが。
何分か静かになった。
なにか目線を感じる。
「・・・なに見てんのよ。」
ラヴェンナのほうをみたら、私のことを凝視していたのでびっくりした。
「いや、大人しくしてれば可愛いなって思って。」
「え・・・?」
可愛いなんて、初めて言われた。
「あれ?なんか反応ないの?いつもならツッコミとかいれるじゃん?」
「はっ!・・・」
ぼーっとしてしまった。
「あ!私、食器洗うね!」
「俺やるよ?」
「いいからっ!!お前は掃除してろっ!」
「えー・・・でも・・・たまには二人で同じ仕事しようよ・・・。」
ラヴェンナは囁くように私に言った。
「・・・しゃーない・・・邪魔すんなよ・・・。」
「はーいっ!✨」
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