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「うーん・・・あとちょっとだけぇ・・・」
「あぁっもうっ!は・な・れ・てっ!!!」
実はこういう時の為に必殺技を作ってあるのだ。
「文様、気を付けてください。」
「?」
「雅チョーップっ!!!」
「ぐふぉぁっ!」
私の手が綺麗にラヴェンナの首に「かいしん の いちげき!」をくらわせた。
「かいしん の いちげき!」をうけたラヴェンナは、まるで漫画のように頭の上にお星様がキラキラしているような顔をした。
「さ、文様行きましょ。」
「ええ。」
私と文様はスタスタと部屋を出ていった。
********
「ラヴェンナ~髪の毛結んで~」
「はい、お嬢様❤」
「言葉のおしりにハートを付けるような話し方しないでっ!気持ち悪い・・・。」
文様は髪が長く、いつもラヴェンナにツインテールにしてもらっている。
ラヴェンナは髪を結うのが上手く、いつも文様の髪を結っている。髪を結うのが上手いのは、ラヴェンナには兄弟がいっぱいいて、よく妹の髪を結っていた。という話を昔に聞いた覚えがある。
「お嬢様の髪・・・いいにおry(ボコッ
「さっさと結ぶ・・・!💢」
「雅チョップの次は雅パンチ~・・・?やめてよぉ~・・・。」
「つべこべ言わずさっさとやるっ・・・!」
「はぁい・・・。」
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