お祭りライブ(前編)

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部屋の隅ですすり泣きをしていると美優が頭を撫でてくれた 俺は涙目+上目遣いという女の子にしてもらいたい事ベスト3に入ることをしてみた これが意外にも‥そぅ意外にも効果があった‥ 「ふにゃ‥悠兄‥可愛い‥」 いや‥ありすぎたか その後は美優のお膝でまぁ、気持ちよく横になりました‥ 美優たっての希望で 時間は無情にも過ぎていく‥ そして時は2時になった 待ち合わせ場所までは三十分 そのお祭りの会場まで三十分 ちなみに戻る訳じゃないよ?駅からさらに歩くんだよ 俺の家から一時間かかるんだ♪‥はぁ 「お祭り♪お祭り♪」 美優は凄くご機嫌だ 俺は玄関の鍵を閉めて駅まで歩く 駅前には既に三人が来ていた 「みんな悪い待たせたか?」 俺の言葉に答えたのは彩 「うぅん‥‥‥まって‥‥ない‥‥悠くん‥‥‥その子‥‥」 彩は美優を見る 俺は美優に目配せして挨拶をするように促す 「初めまして‥僕は悠兄さんの妹で美優っていいます♪」
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