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こうなっちゃうんですよ‥
俺は美優に自分がつけていた帽子とメガネを付けさせる
「わたし目悪くないよ?」
なんて言うもんだから
「伊達メガネだから大丈夫だよ」
といっておいた
それを聞いた美優は頭に?を浮かべながらもつけてくれた
その後は目立たないように祭りから少し離れる
祭りは川の所でやっていたので俺たちは一旦屋台の裏に回りゆっくり出来るところを探す
すると一つの屋台から声が聞こえた
「あれ?悠じゃないか?どうした?」
俺は横を向いてその人物を見る
そこには顔見知りが居た
「俊おじさん!!どうしたんですか?」
俺は驚いた
驚いたとは一瞬だったけどね?
「いやぁ‥うち駄菓子屋だろ?こんな時じゃなきゃ売れないからな‥」
と心底落ち込んでいるようだった
確かに最近おじさんとこ客がいなかったような‥
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