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美優が
「はい!!」
と言う‥
拓実はわざとらしく考えた後に
「それじゃあ美優ちゃん一人じゃ危ないし‥悠輔送っていってあげれば」
と言う
ここまでは予定通りだ
「そうだね‥‥悠‥‥ちゃんと‥‥送って‥‥あげてね?」
と彩が言う
俺はその時彩が(後で話して貰うから)という目配せに少したじろいだのはいうまでもない‥
俺は一旦皆と別れてステージの後ろに行くもちろんすっと‥
「だーかーらー、俺は『響』のユウだってば!!」
‥入れなかった‥
美優は直ぐに帽子とメガネを取ったから直ぐに入れたのだが
俺はいかんせん髪が当初のユウバージョンではなく悠輔バージョンだったからだ
向こうで陽介さんがニヤニヤしているが助けを求めたくなかった
見返りがキツそうだ‥
しかし、俺にも救いの手が差しのべられた
リョウさんだ
「ユウ!?どうした?そんなとこで?」
リョウさんは怪訝な目で見てくる
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