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私の直ぐ隣で繰り広げられてる凄まじい喧嘩…
お願いだから止めて下さい…！
私にはこの喧嘩をどうすることも出来ず、席に座って耳を塞ぎ、目を固く閉じて顔を伏せた。
微かに聞こえてくる呻き声や叫び声…
好奇心故に、固く閉じていた目を緩く開け、伏せていた顔をゆっくり上げた。
………いいいやあああぁぁぁっっ!!!!血を流して倒れちゃってるよ!!…え、え、え、え…!?倒れてる人まだ蹴ったり殴ったりしちゃうの!?
ててて手当てしてあげないとその人死んじゃわないの!?
顔を上げ、喧嘩の様子を見たことを後悔していた頃―…
「おい、もうやめろ。ソイツ死ぬぞ。それに女の子ビビってんじゃねーか」
「あ゛？………チッ、近藤かよ…」
オールバックの人が蹴ったり殴ったりを続けてる人の肩に手を置き、喧嘩を止めさせた…
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