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遊斗「魔法学園ね~?何て名前なんだ?」
目つきが悪い目をさらに細め、怪訝そうに遊斗は言う。
俊「クロノトラルという都市の都市立クロノトラルマジシャンズアカデミー、皆はクロノ学園と言っている」
遊斗の質問した事に俊は答えた。
遊斗「そりゃ大層なお名前で」
遊斗がそう言う。
俊「まぁ、それなりの魔法学園だからな…」
俊は学園について知っているらしくそう答えた。
遊斗「へー、驚きの連続だな…。で、魔法ってなんだよ?MP使うあの魔法かよ?」
俊「ゲームとかの魔法と似たようなものだな。お前も使えるはずだ。」
俊の言葉に驚いたのか遊斗は言葉がでない。
「そこからはワシが話そうかの、フォッフォッフォッ」
いつの間に現れたのか高そうなローブを身につけた、髭がとても長いお爺さんがいた。
遊斗「おぉっ!?びっくりしたー。どちらさま?」
俊「この人が学園長だ」
少しオーバーなリアクションを取った遊斗に対して俊は冷静に言う。
アルマン「お初にお目にかかる。ワシはアルマン・マステアルラ。ここの学園長をしておる。」
そうアルマンは言うとお辞儀をした。
遊斗「あ、ども、秋田 遊斗です。」
遊斗もそれを見て自己紹介とお辞儀をする。
アルマン「ふむ、君が六人目の青年か…。おぬしもなかなかの才の持ち主じゃの。フォッフォッフォッ…」
そう言うアルマンに対して遊斗は。
遊斗「は、はぁ~…?、そりゃどうも」
と頭をポリポリと掻きながら、自分になんの才能があるものかと疑問に思っていた。
俊「こんな所で立ち話もなんじゃ。人はそろったようじゃ、みなでワシの部屋に来るといい」
フォッフォッフォッと言いながらアルマンは学園の校舎方へと歩きはじめた。
アルマン「俊よ。おぬしはみなを呼んできてくれんか?遊斗も聞きたいことがあるじゃろう、先に行って少し話をしておるからの」
俊「わかりました。」
そう言うと俊はどこか別のところへ行ってしまった。
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